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【K-POPニュース】ユイ(AFTERSCHOOL) 「上流社会」は欲を出した最初の作品・・

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ユイ、AFTERSCHOOL

歌手そして女優のユイ(AFTERSCHOOL)にとってSBSドラマ「上流社会」は挑戦だった。これまでハツラツとした魅力を持った日ごろの姿と大差ない人物を演じていたが、今回は違う姿を見せなければならなかったからだ。ユイにとって、財閥の娘だが真の愛と独立を夢見るチャン・ユナは、感情の変化が多くて演技の苦労があったキャラクターだった。

 「デビューしてから初めて『やってみたい』という欲が出た作品でした。これまで自分に合う服ばかり着ていたようだけど、今回は合わなくても合わせなければなりませんでした。これまで演じたことのないキャラクターを演じることは難しく、まさに挑戦でした。実は『ホグの愛』に出演して自信があったんです。これまで多くの作品に出演してきたのですから。だけど今回の作品に出演しながら、まだまだ準備できなかったことがたくさんある気がしました。うまく演じられなくて悔しさも大きいですね。」

 ユイは安定した演技を見せた。劇中ユナが恋に傷ついた後、激しく豹変して再び恋に落ちるという複雑な内面を自然に表現した。それでも演技に対する欲が多いユイには悔しさのほうが大きいようだ。

 「演技の面では自分自身の不足を感じました。私が新しい服を着たことに、なじみが薄く感じる人も多かったようです。多様な感情を見せなければならなかったが、とても正直な面ばかりを見せているのではないかと思っていました。それでももしまたこのようなチャンスがあれば、絶対に逃しません。私の違う姿を見せられるからです。これまで主に大雑把な役をやってきたけど、今回のように強く見えて実は弱いユナを演じながら、いろんなことを試せると思うようになりました。」

ユイは女優として成長したという気持ちが大きい。自ら演技に対する悩みが必要な時期だと表現した。

ユイ、AFTERSCHOOL

「演技に対する欲は当然あります。これまで運が良かったんだと思います。デビュー後、大きな役を運よくたくさんやらせてもらいました。父が毎回一生懸命やるよりも、うまくやることのほうが大事だと言います。父は野球チームの監督なので冷徹なんですよ。私も一生懸命やりながら、うまくやらなきゃと思っています。以前、『AFTERSCHOOL』のメンバーとしてデビューするためにダンスの練習を本当にたくさんしたんです。メンバーのお姉さんたちは才能があふれているじゃないですか。私は死ぬ気で努力しなければなりませんでした。演技も同じです。まだ技術的な面で不足していることもわかっています。だからもっと一生懸命にやろうと思っています。」

 作品に出演している間、演じるユナはどんな人物なのか、そしてこの作品で自分がどんな演技をしなければならないのかと繰り返し悩んだという。そうしてユイはいつの間にか、歌手から女優へとぐんと成長したのだった。

 「私がもしユナと同じ状況ならどんな選択をするのか考えてみました。ユナと私は全然違うけど、私に恋と仕事のどちらかを選ばなければならない状況が来たら、1つを選ぶのはすごく難しいと思います。私はジュンギのように魅力ある男性が近づいてきたら、燃えるような恋をするでしょうね。そうなったら仕事はできないでしょう(笑)。事務所も不安がっていますよ。もし恋に落ちたら結婚までしちゃうかもって(笑)。ユナはジュンギを許したけど、私は許せないかもしれません。私をもてあそんだわけじゃないですか。ものすごく傷つくと思います。」

 ユイはユナの感情にはまって過ごした。ユナが悲しい時は共に泣き、現場で涙を止められないくらい、長時間泣いたこともあった。

 「大先輩のコ・ドゥシムさんが劇中でユナに背を向けたのが自分にとって最善のことだったと言うシーンがあったんですが、そのシーンを撮ってから一人で泣きました。コ・ドゥシムさんと演技をすると楽に感情をつかめるんです。やっぱり演技がとても上手なので、私はついていきさえすれば、楽に感情を出すことができました。私は普段、涙を堪えるのがうまくできないんですよ。あるシーンで涙を堪えなければならないのに、とても悲しくて涙が出続けるんです。先輩方が『見ている人が泣ける演技を勉強しなければならない』とおっしゃったんですが、私にはまだ難しいですね。」

 ユイはこの作品に出演して、40kg台後半まで体重が落ちたという。過密なスケジュールとプレッシャーで体重が減ったのだ。

ユイ、AFTERSCHOOL

「他の俳優が地上波のドラマ出演が大変だと言っていた時、どのくらい大変なんだろうと思っていました。実際にやってみて、本当に大変でした。現場の雰囲気はいいけど、精神的プレッシャーがあるので、体重が減ったんです。2~3kgぐらい。デビューしてからこんな体重は初めてですよ(笑)。周りの人からすごく心配されました。これからは運動を始めて体力をつけようと思っています。撮影の中間に体調を崩したこともあったんです。病院に行ったら、過労だと言われました。初めて栄養剤を飲み始めたんですよ。運動が好きな私が(笑)。」

 ドラマ「上流社会」は特に現場の雰囲気が良かった。ユイをはじめ、俳優ソンジュン、ヒョンシク(ZE:A)、女優イム・ジヨンなど同年代の俳優が集まり、和気あいあいとした雰囲気の中楽しく撮影をした。ユイは特に恋人役だったソンジュンと息の合った演技を見せた。

 「ソンジュンは、私の事務所のスタッフにも気にかけてくれるほど気配りのできる人なんです。もちろんふざけたりもしますよ。“ツンデレ”って言うのかしら? ソンジュンは“ツンデレ”です。私にもご飯を食べたかって聞きながら『食べるな』と無愛想に言ったりするんです(笑)。ソンジュンと演じながら初めてヒールを履きました。ヒールを履いても背が小さかったんです。初めてでした。ソンジュンが私に『ちっちゃいな』と言っても言い返せませんでした。ソンジュンがふざけて『お前の肩に勝つために運動している』と言ったことがありました。私は女性にそんなことを言ったらダメだと言っておきました。すると『おかしくないの? 笑わなきゃ』と冗談で返してくるんです。本当に面白い人です(笑)。」

 二人は「上流社会」で何回も濃厚なキスシーンがあった。ラブストーリーが故に二人のキスシーンは多かった。

 「私たちはティーザー映像の時からキスシーンがありました。マイナスですよね(笑)。演技をしながら段々とときめいてしていくものなのに、それがありませんでした。ソンジュンが冗談で私とのキスシーンは感興がわかないと言うので傷つきました。『いくら何でも私だって女だ』って言い返してやりました(笑)。」(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2015年8月15日付)

ヒョンシク、ZE:A

「山を動かそうとするには、小さな石を運び出すことから始めなければならない」という名言が、歌手から俳優としての座をつかんだヒョンシク(ZE:A)を説明する言葉ではないかと思う。多少おおげさな表現に笑う人もいるかもしれないが、アイドルグループ「ZE:A」から“俳優”というタイトルをつかんだヒョンシクの努力と演技への情熱を振り返ると、この言葉が彼を代弁する表現として自然とうなずける。

 ヒョンシクは、韓国で先月放送終了したSBSドラマ「上流社会」で地位・名誉・財産の全てを兼ね備えた財閥御曹司ユ・チャンスを演じた。昨年放送されたKBSドラマ「家族なのにどうして ~ボクらの恋日記」では現実の壁にひざまずくフリーターのチャ・ダルボンとして青年の胸の痛みを描いたとすれば、今回は金のさじを持って生まれ、何不自由なく育ったデパートの本部長という対照的な人物だ。前作での明るく快活な姿は見られないほど全く違った顔を見せた。ヒョンシクは一層成長した演技で「赤ちゃん兵士」(=バラエティー番組「真の男」での愛称)のイメージを拭い去り、キャラクターを見事に生かしたという評価を受けた。

 実際、アイドル歌手が演技をすることに色眼鏡で見る人も多い。あるバラエティー番組でお笑い芸人がぎこちない演技を見せながら、「アイドルだから」と言って笑わせることもあった。俳優と適切な調和を図りながら自分だけの魅力を見せて初めて「演技ドル(=演技をするアイドル)として成長した」という評価が伴う。

 ヒョンシクはこのような現実を認めながらも、これは全面的にアイドル歌手の責任だと言った。「実際に僕は歌手として演技をする人だ。僕を含めた多くのアイドルが演技に挑戦することを良く見てくれる人、悪く見る人がいると思う。しかしこれはアイドルが感じなければならない責任感だ。良く思わない目を作るのも、それを変えるべき人も僕たちだ。チャンスをもらったら、そこでどれだけ上手くやれるかが課題だと思う」とアイドル出身の演技者に対する思いを語った。

ヒョンシク、ZE:A

2010年に「ZE:A」でデビューしたヒョンシクは、翌年にはミュージカル「オオカミの誘惑」に出演し、早くから演技への関心を示していた。初めから配役の大きさに欲を出さず、ひたすら演技が好きで始めていたのだった。彼のフィルモグラフィーを見ると、ミュージカルとドラマを交代で出演しながら演技力を磨いていった。ドラマ「シリウス」、「ナイン~9回の時間旅行~」での少年役から、「相続者たち」や「家族なのにどうして ~ボクらの恋日記」での助演を経て存在感を高めていった。そして「上流社会」では内なる力を爆発させ、成長の可能性が高いことを証明して見せた。

 「僕が作ったものは一つもないと思います(笑)。ドラマの見栄えのためには全員が一緒にうまくやらなければならないと思っています。そうすればお互いのキャラクターが生きるんです。ソンジュン、ユイ(AFTERSCHOOL)、イム・ジヨンさんが、僕のセリフをうまく受け止めてくれたから息の合った演技ができた気がします。すごく感謝しています。息が合わなければ演技が生きないわけですが、みんなのおかげで僕のキャラクターがうまく生きたんです。」

 演技をする瞬間だけは、「ZE:A」のヒョンシクではなく、俳優パク・ヒョンシクだという点を立証した。母親役のチョン・ギョンスン、友人チェ・ジュンギ役のソンジュン、パートナーのチャン・ユナ役のユイ(AFTERSCHOOL)、恋人イ・ジイ役のイム・ジヨンと会うたびにそれぞれ違う姿で注目集めた。序盤では徹底した階級意識におぼれていた彼は、気さくなジイに会って、身分を捨てた人間的なキャラクターに進化したのだった。

 ヒョンシクは180度違う姿を見せるために血のにじむような努力をした。ドラマの撮影前から体力管理と発声及び発音を練習し、自分自身を消したのだ。演技の話をする時は、一層活気に満ちた声と表情で話した。

 「台本を初めて見た時、僕が本部長の役をスムーズに演じられるだろうかと、自分自身を疑いました。多くの方が『赤ちゃん兵士』や『チャ・ダルボン』のイメージが強くて29歳の若い本部長には見えないので、台本や本を読む練習を何か月間も続けました。そうしたら話し方に変化が出てきたんです。本当に一生懸命に努力をしました。」

ヒョンシク、ZE:A

ヒョンシクはそう言いながら「友人たちが僕の演技は目を開けて見てられないと冷やかすんです。いつもふざけてる仲なので、僕が本部長だなんて鳥肌が立つようだと、見慣れない姿だったので違和感があったようです」と言いながらニッコリ笑った。

 ヒョンシクは現在、恋愛よりも仕事に対する気持ちの方が大きい。いい人に会えたら恋愛も考えているが、出会いのチャンスが多くないというのだ。「今は仕事の方が大事です。目標があるので、出会いは簡単ではないですね。チャンスがあれば恋愛をしたいけど、今は控えめにしたいです。いつか魅力のある女性に出会いたいですね。」

 ヒョンシクは、こんな俳優になりたいという大きな夢はない。演技が好きで始めて、楽しみながら様々な役柄に出会いたいという。次の作品では別名「クソ本部長」のユ・チャンスの姿を消すことが一つの目標だ。

 「僕はこんな俳優になりたいと考えたことがありません。多くの方が僕を愛してくださって、次の作品を期待してくだされば、それだけでもありがたいことじゃないですか。与えられた役割に最善を尽くして没頭するのが、僕の夢です。次の作品でユ・チャンスの姿をすっきり消し去ることが僕の目標ですね(笑)。」(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2015年8月15日付)

☆日本での放送が楽しみ!!!

★これらの記事の続きはこちら→ <インタビュー>ユイ(AFTERSCHOOL)、「上流社会」は欲を出した最初の作品 <インタビュー>ヒョンシク(ZE:A)、「“クソ本部長”の姿を消すことが目標」

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