韓国のアイドル業界では、「ガールズ」においても「ボーイズ」においても、ここ数年「戦国時代」が続いている。日本のアイドル業界のように一部の大手プロダクションが牛耳っていた時期もあったが、「K-POPブーム」という弾力を受けて今や、数々の零細事務所からも新人アイドルたちがデビューするようになった。
だが、実は韓国の歌謡界では長年「バラード系」が「ダンス系」よりも圧倒的に支持されるジャンルだった。一部には「アイドルは歌手ではない、タダのパフォーマーだ! 」と断言すると人たちもいた。
しかし、YouTubeなどの動画配信サイトの普及で「見せる音楽」が歌謡界の主導権を握るようになると、「アイドル」と言われるアーティストたちがその優れたビジュアルとダンス力を武器に爆発的な進化を遂げた。
例えば、デビュー2年目でことしもっとも売れた男性アイドルグループ「EXO」はことし発売したアルバム「XOXO(Kiss&Hug)」の出荷量が90万枚を超えており、2001年のキム・ゴンモと「god」以来となる「ミリオン達成」に期待がかかっている。一流のバラード歌手でさえ10万枚を超えられない現状からすれば、破竹の勢いと言える。
さらに、同じくデビュー2年目にして日本で「アリーナツアー」を成功させた男性アイドルグループ「B.A.P」など、あっという間にトップスターへの仲間入りを果たして所属事務所の「稼ぎ柱」に成長するケースが目立っている。
ガールズグループで言えば、「CRAYON POP」や「ナインミュージス」などが新しい顔ぶれとして注目を浴びた。このように従来はバラード歌手の格下扱いをされてきたK-POP界のアイドルたちは今や「世界中で稼げる優良コンテンツ」として大きく羽ばたいているのだ。
では、2014年にはどんなアイドルが韓流スターへの仲間入りを果たすのだろうか。デビュー3年~5年目のアイドルたちの競争が激化する中、ニューフェースとしてブレイクの前兆を見せているのが男性6人組「VIXX」だ。所属事務所は、パク・ヒョシン、ソン・シギョンなど韓国を代表するバラード歌手を擁する「Jellyfishエンターテインメント」。
アイドルに弱い事務所だったこともあり、彼らのデビュー曲「SUPER HERO」は大コケ。続く「Rock Ur Body」は、安っぽいゲームサウンドと言われたり、圏外レベル。
しかし、ことしの1月に「地球外惑星」と「テコンV」、「バンパイア」をミックスしたコンセプトによる楽曲「On and On」でインパクトのある姿に大変貌を遂げた。ミュージックビデオの映像も口コミで急拡散。特殊なカラコンとミュージカル俳優顔負けのメイク、そして表情演技を強調した振り付けで「見せる音楽」を徹底的に追求したのである。
これを機に、メインボーカルのケン、レオ、ラッパーのラビの他、メンバーたちのパフォーマンス力も日に日に向上していった。
続くシングル曲「ハイド」では「ジキル博士とハイド氏」をコンセプトに更にミュージックビデオのクオリティーを上げて注目を浴びる。
そして先月は、アメリカの「呪いの人形アベナル」をコンセプトにした新曲「呪いの人形」でついに音楽ランキング番組で「1位」を獲得した。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2013年12月15日付)
☆来年はK-POP新星グループ、VIXXに期待大・大・大!!!
★この記事の続きはこちら→<コラム>アイドル「戦国時代」の2014年、もっとも期待されるK-POP男性アイドル「VIXX」と向上心
歌手兼俳優として活動中のユン・サンヒョンが12日、東京のZepp Tokyoでコンサート「2013 ユン・サンヒョン Acoustic Live“少年”」を開催した。
公演のタイトルに付けられた「少年」には、基本に返って自分自身を見つめたいという思いが込められているという。
ライブではドラムやベース、キーボードなどの伴奏に合わせ、ドラマ「シークレット・ガーデン」のオリジナル・サウンドトラック(OST)曲「涙の跡」をはじめ、2010年の日本デビュー曲「最後の雨」など、さまざまなジャンルから22曲を熱唱した。
また、同日発売のアルバム「少年」から「U-Turn」を初披露した。14日には大阪・NHK大阪ホールでも公演を開催。来年2月29日に同公演の舞台裏を収録した番組が、韓国エンターテインメント専門チャンネル・Mnetジャパンで放送される。(記事&写真引用:(C)YONHAP NEWS、2013年12月16日付)
☆ドラマ「シークレットガーデン」など数多くの作品に出演した韓流スター、ユン・サンヒョン!!! 日本でも高い人気を誇っていますね!!!
★この記事の続きはこちら→ユン・サンヒョン 東京でコンサート開催
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