みなさん、こんにちは~^^
最近は便利な世の中になり、遠い外国にいる人ともLINEや過去トークなどのアプリですぐに連絡がとれるようになりましたね。そんな便利な時代は昔からあったわけではなく、その昔は外国はおろか、同じ地域にいても簡単に連絡を取り合えない時代もありました。
そんな時代に活用されていた連絡手段の一つが皆さんもご存じの「のろし」です。
韓国だけではなく、世界中で使われていた手段ではありましたが、“韓国第2の島”として知られる慶尚南道(キョンサンナムド/경상남도)の巨済市(コジェし/거제시)にも「のろし」を使っていたことを知ることができる場所があるんです。
それが、この「江望山烽燧台/강망산봉수대(カンマンサンボンスデ)」。
標高361mの江望山という山のほぼ頂上と言える228.7m地点にそののろし台が残っているんですが、その大きさはなんと東西12.5m、南北15.3m、高さは(地形によって)3.9~4.5mもあります。
この江望山烽燧台自体は実はいつ作られたものか記録が残っていないため、定かではありませんが、 台の特徴から朝鮮時代の前期に作られたのではないかと推測されているんだとか。
1998年には慶尚南道の記念物に指定され、保護・管理されています。上の写真は一般的にはあまり見ることはできませんが、空から見てもはっきり分かるくらいの大きさになっています。
この烽燧台だけではなく、韓国に残っている多くの烽燧台は朝鮮後期まで軍事的目的で使用されていた通信方法でもありました。
日中は煙で、夜には火を焚くことで信号を送ったと言われています。(画像引用:巨済市公式ブログhttp://blog.naver.com/geojecity/220167588115)
古県(コヒョン)市外バスターミナルから江望山烽燧台登山口まではタクシーを利用するのが便利です。(タクシー所要時間:約17分、料金:約9,400ウォン)
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