韓国をはじめとしたアジアの良質なエンターテイメントを幅広く招致し、ライブをはじめとしたさまざまな展開によって、国と国とを結ぶ懸け橋を目指すイベント「LIVE ARCH」。
前回公演でチケットが抽選となる争奪戦で人気を見せた「BTOB」が再びアンコール公演でファンの前に帰ってきた。
「LIVE ARCH SPECIAL!! “ENCORE THE BTOB”」と題し、12月30日(月)東京・台場Zeppダイバーシティ東京で行われた公演には、年末にも関わらず、1部、2部の2公演に多くのファンが集結。2部は彼らの韓国での3rd Mini Album のタイトル曲である「スリラー」から始まり、「その唇を奪った」「秘密」とビートの効いた曲で、ブルーのペンライトとファンの大歓声が響き渡る中、オープニングから会場のボルテージは一気に上昇した。
リーダーのウングァンが「こんなに大きいステージでまた皆さんにお会いできてうれしいです」と感謝の気持ちを込めてにこやかにあいさつ。プニエルも「久しぶりに会えてうれしいです」とファンの前に立つうれしさを言葉にすると、ヒョンシクは「『BTOB』の中で一番日本の女の子たちを愛しているヒョンシクです」と愛嬌たっぷりに話した。
ミンヒョクは「私は一番かわいくて、セクシーでかっこいいミンヒョクです。本当に会いたかった。お、さっき見た人だ! あ、こっちもあっちも! 」と会場を見渡しながら、1部にも来ていたファンたちを喜ばせた。
続くイルフンがクールにあいさつ、そしてマンネのソンジェが「私は一番静かな人です」と言うと、ファンから「え~! 」とすかさずツッコミが。
チャンソプは「会場の前にあるガンダムを初めて見ました。小さい頃からガンダムが大好きだったからぜひ一度見たかったです」とお台場に来た喜びを笑顔で語った。
ウングァンが「日本の可愛いお姫様たちのために歌いましょうか」と照れながら言った後、愛らしい雰囲気の「2度目の告白」を会場のファンに告白するかのように歌う7人。
メンバー同士のじゃれ合いも垣間みることができ、会場がほっこりとしたムードに包まれた。「星」ではスローブルーの公式ペンライトがさらに瞬き、「クリスタルのように」「My Girl」と「BTOB」のロマンチックなナンバーが続き、会場のファンを魅了した。
2階席を見渡したり、客席後方のファンにも手を振ってファンサービスをしながら会場との距離を縮めていく「BTOB」。日本語もかなりの上達ぶりを見せ、MCはすべて日本語で、ファンに直接今の気持ちを伝えた。
「僕らも全国でZeppツアーをしたい」と抱負を語り、「『BTOB』も新しいアルバムを準備しています。すごくいいので楽しみにしてください」とニューアルバムをファンの前で約束した。
彼らの日本語力はカバーナンバーでも垣間みることができた。
ケツメイシの「SAKURA 」をイルフン、ミンヒョク、プニエルがリズミカルに、EXILEの「ただ…逢いたくて」をウングァン、チャンソプ、ヒョンシク、ソンジェが切々と歌い上げ、それぞれのメンバーの個性を発揮し、ファンも大満足。
そして「私がお前の男だった時」「U&I」でもファンの心を掴んで離さない。メンバー同士手をつなぎあったり、ワルツのようなダンスを見せたり、リラックスしてステージを楽しみ、メンバー同士の仲の良さにファンもますます盛り上がった。
イルフンは「年末で忙しい中、わざわざ時間を作ってきてくださって本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。「今年は幸せでしたか? 」とマイクを会場に向ける。「僕はどこにいても、いつも皆さんと一緒にいると思えたら、今年一年が本当に幸せでした。また来年も皆さんと一緒に幸せでいたいです。」と素直に気持ちを語り、昔から憧れだったという東方神起の「忘れないで」をウングァン、チャンソプ、ヒョンシク、ソンジェ、ミンヒョクが熱唱。嵐の「Pika☆☆nchi double」で会場に金テープが飛び出すと、猫やうさぎのカチューシャをしたメンバーがステージを右に左に楽しそうに動き回り、V6の「Feel your breeze」では、プニエルはカメラを客席に向けながら、ファンとの時間を楽しんだ。
「最後まで遊びましょ! 」のかけ声の後、「WOW」「愛しか私はわからない」と「BTOB」の力強いナンバーが続き、興奮冷めやらぬ中、一旦ステージを締めくくった。
「BTOB」コールが続いた後のアンコール曲は「Catch Me」。アンコールに応えて熱唱し、「ありがとうございました! 」と一度は終わりかけた。
しかしイルフンが「まだまだまだ。こんな風には終われない。こんなに可愛いお姫様たちとかっこいい王子様たちを置いていくのは駄目ですよ! 」と名残惜しそうに言うと、「皆さん、もう少しだけ。どんな曲がいいですか? 」とダブルアンコールの曲をファンに委ねた。メンバーとファンがダブルアンコールに選んだのは「2度目の告白」。
「今日はありがとう! 」とイントロで思いを語りながら、ファンに今日二度目の「2度目の告白」をすると、ファンは「コッベック(告白)! 」のかけ声でメンバーの思いに応え、「BTOB」の熱いステージが幕を閉じた。
「愛してる」「ありがとうございました」とファンにあいさつをしてステージを後にする7人。ミンヒョクが腹筋を披露すると、会場のファンからは再び大歓声があがった。
こうして2013年最後に「LIVE ARCH SPECIAL!! “ENCORE THE BTOB”」の熱いステージを締めくくった。終了後はファンの中から抽選で選ばれた300人とハイタッチ会を行い、和やかな雰囲気の中でファンとの交流を深めた。2014年も「BTOB」の活躍に目が離せない。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2014年1月5日付)
LIVE ARCH公式サイト http://www.livearch.jp/
☆BEAST、4Minuteの後輩に当たる新人グループ、BTOB!!! 日本のK-POP人気に新たなる風を吹き込む存在となれるでしょうか?
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2011年に韓国でデビューし、ゴリラダンスなど自由奔放なパフォーマンスが話題を呼び、韓国国内に限らず日本でも絶大な人気を誇っている韓国の7人組アイドル「Block.B」。およそ1年の空白期間を経た今年10月に韓国で、アルバム「Very Good」で堂々のカムバックを果たし音楽番組では初の1位を獲得。11月22日には名古屋公演で日本でのカムバックも果たし大盛況に終え、ついに12月28日(土)埼玉・大宮ソニックシティにて「BLOCK B COMEBACK LIVE IN JAPAN」を開催し、関東にもカムバック。待ちわびた多くのファンの声援に応えた。
黄色や紫色のペンライトを激しく揺らして待つファンの前に、黒のスーツに蝶ネクタイという大人っぽい装いで現れた「Block.B」の7人。さらに6人のダンサーを引き連れ、「Very Good」、「NILLILI MAMBO」と迫力のあるパフォーマンスで、幕開けから会場のボルテージは一気に最高潮に。
久しぶりの日本での公演についてJAEHYOは「本当に久しぶりだから期待をしていたんですが、それと同時に不安も大きかったです。今日はたくさんの方が会場に来てくださって本当にありがとうございます」と丁寧にあいさつ。PARK KYUNGは「本当にうれしいです。皆さん、会わない間にさらにキレイになっているので、すごくうれしいです」と胸キュンな一言にファンの笑顔も一層輝いた。
3日前のクリスマスについてP.Oは「地元で高校の同級生と一緒に、男同士で焼酎を飲んでいました」と語ると、ZICOも「僕もPARK KYUNGとダンサー仲間そして『TEENTOP』のC.A.P君という男だらけの会で4~5時間マッコリを飲みながらイヤらしい話をしました」と大胆発言に会場は悲鳴のような叫びが。「男はみんな、男同士集まればそんなもんですよ」とZICOは余裕の笑みを浮かべると、PARK KYUNGは「僕は違います」と慌てて否定。すぐにU-KWONが「『Block.B』で一番の変態はPARK KYUNGです! 」と暴露して会場の笑いを誘った。
大爆笑のトークの後は、TAEILが切ないバラード「君はどこに」をソロでしっとりと熱唱し、切なさに満ちた歌声にファンもうっとり。
再び7人が揃って激しいフォーメーションチェンジが魅力の「光になってくれ」を披露。続く「言った、言わない? 」、「シンクロ率100%」は小さなイスに腰掛けて、丁寧に歌い上げた。最後には客席からファン1人をステージに上げてイスに座らせ、囲みながらささやくように歌い、見守る客席のファンも一緒に夢見るような世界へ誘った。
抽選会ではメンバーがそれぞれ1人ずつ選んだファンとともにツーショット撮影。JAEHYOは顔をくっつけて撮り、B-BOMBは肩をギュッと抱き寄せ、PARK KYUNGはバックハグ、ZICOは肩に腕を回してピース、U-KWONはかわいいポーズを決め、TAEILはファンとともに頭の上で大きなハート作った。P.Oはスタッフが持つカメラを奪い、ファンをギュッと抱き寄せて自分撮り。スピーディーでワイルドな行動に会場から大きな歓声が上がった。
続く質問コーナーでは日本のファンの印象について、PARK KYUNGは「僕は日本の女性が好きなんです。だからステージに立つと、そんな日本の女性を前にして合コンの時のような緊張感があります」と語ると、ZICOが「PARK KYUNGは手を振ったりとかしてファンサービスをしているように見せて、実はタイプの子を探しているんですよ」と暴露。PARK KYUNGはすぐに否定し「今日は中央辺りに僕の名前の入ったボードを持っている男性がいるので、その男性がずっと気になっています」と明かし笑いを誘った。
さらに理想のタイプについて、JAEHYOは「おとなしくて、酒も飲まない、クラブにも行かない、そういう子がいいです」と語ると、ZICOは「僕は反対ですね。21世紀は開放的な時代ですから、女性の自由も認めるべきです! 」と宣言。PARK KYUNG、TAEILも「僕も! 」と賛同し、会場は大爆笑となった。
楽しいファンとの交流を終えると、U-KWON、P.O、B-BOMBの3人がRobin Thickeの「Blurred Lines」などのメドレーでミュージカル仕立てのような愉快なパフォーマンスを見せた。そこにZICO、PARK KYUNG、TAEIL、JAEHYOも登場し、7人揃って「ロマンティックに」を披露。ステージの前ギリギリの所まで出てきて手を振ったり目を合わせたりしながら、ファンの声援に応えた。
特技披露のコーナーに入り、B-BOMBはさっそく「TAEILとセクシーダンスを見せます! 」と名乗り出た。TAEILは「できないよ」と逃げるが、U-KWONがボイスパーカッションを始めると、短時間ではあったが2人でセクシーダンスを披露。会場は大きな歓声に沸いた。JAEHYOは平井堅の「瞳を閉じて」を日本語で披露し、美しい歌声を聞かせた。U-KWONは「動物の鳴き声が得意です」と語り、犬、猫、猿の鳴き真似を披露。本格的な鳴き真似に会場から大きな拍手が起こった。さらに「好きな日本の歌があります」と言うとB’zの「イチブトゼンブ」のワンフレーズを日本語で聞かせた。続くTAEILは「雪の華」の韓国語verを披露し、ファンを喜ばせた。
質問コーナーに入り、小さい時から歌手になりたかったか? という質問に、B-BOMBは「RAINさんを見て歌手になりたいと思っていました」と語った。JAEHYOは「小さい頃の夢は歌手ではありませんでした」と言うと、続けて「ドラマ仕立てになっているMVの主人公として登場してみたかったんです」と明かした。
もし今芸能人でなかったら何をしているかという質問に、U-KWONは「僕は照明スタッフになっていたかもしれません」と答えると会場は驚きの声が広がった。続けて「実は高校で電子機械科だったんです」と明かすと、会場も納得するようなうなずき声が。TAEILは「僕は動物が好きなので、動物園の飼育員になっていたと思います」と明かした。
すぐにノリノリになれるリズムの「No Joke」では、ファンも腕を振ったり体を揺らしたりして、会場はクラブのような雰囲気に様変わり。メンバーとファンが一体となって楽しんだ。
ZICOは「いつも日本に来る度に感じますが、皆さんが僕たちの音楽そのものを楽しんでくれているので本当にうれしいです」と丁寧にあいさつ。続けて「今日も残り少ない時間になりましたが、あとは一緒に楽しむ曲ばかりです。名古屋はもっと興奮していましたけど、皆さん、それを超える自信がありますか? 」と煽り、会場も「ネー」と大きな声で答えるもZICOは「小さい! 」と言ってさらに会場を煽り、会場のボルテージをMAXに引き上げると「NanrinA」、「Nice Day」の2曲で最高の盛り上がりを見せた。
公演終了後には集まったファン全員とハイタッチ。目を合わせ、手を合わせて絆を確かめ合った。
公演開始時には、会場入り口で配られた「帰ってきてくれてありがとう」というメッセージを掲げたファン。その思いに精一杯応えるように、いつもにも増した迫力のあるパフォーマンスを見せ、美しい歌声を響かせ、完全燃焼した「Block.B」の7人。抽選会の写真撮影で順番を待つ間、それぞれのメンバーがステージに上がったファンと自然に話を交わしている姿がとても印象的だった。これから日本でさらに“大暴れ”してくれることをぜひとも期待したい。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2014年1月4日付)
☆こちらも日本で徐々に人気が出そうな新人K-POPグループ、Block.B!!! 今後どんな姿を披露してくれるのか、注目です!!!
★この記事の続きはこちら→【公演レポ】BTOB熱唱! LIVE ARCH SPECIALで日本の可愛いお姫様たちに新アルバムを約束