韓国俳優ソ・イングクにとって先日韓国で終了したMBCドラマ「ショッピング王ルイ」は、さまざまな挑戦であった。ラブコメというジャンルはもちろん、記憶を失う財閥3世という配役に、同時間帯の手ごわいライバル作品まで。難関の中でもソ・イングクはやり遂げた。視聴率ビリで出発したが1位を達成し、“子犬っぽい魅力”を放って多くのファンに愛された。
ソ・イングクは「ショッピング王ルイ」でルイを演じた。ルイは事故で早くに両親を失い、寂しい思いをしながら祖母の過保護の中で育ったまさに“温室育ち”。莫大な財力と卓越した目でショッピング王に成長していくが、15年ぶりに韓国に戻ってきて事故で記憶を失い、路上生活者になってしまう。そして田舎からソウルに上京してきたボクシル(ナム・ジヒョン)と同居することになる。
「ショッピング王ルイ」が放送される前に開かれた制作発表会で、ソ・イングクは「子犬になりたいです」と衝撃的な発言をして話題になった。これについて「誰が見ても台本を読めば、ルイは子犬のように感じます。愛嬌を振りまくスタイルではなく、感情に正直なスタイルなんです。だからルイを演じながらSNSに掲載されているかわいい子犬や猫の写真や映像をたくさん見て役立てました。クムジャ(ファン・ヨンヒ)さんに会って膝に寝転んで愛嬌を振りまくときなどの姿は、子犬たちの行動を想像したんです」と役作りの秘話を明かした。
韓国俳優ソ・イングクは、2012年KBSドラマ「ラブレイン」でデビュー後、わずか4年で“信じて見る”俳優はもちろん、作品をひっぱっていく主演俳優に成長した。さまざまなジャンルの職業を演じる彼にとって、OCNドラマ「38師機動隊」は特別な意味を持つ作品だという。
「38師機動隊」は、税金徴収係の公務員ソンイル(マ・ドンソク)と詐欺師のジョンド(ソ・イングク)が心を一つにして、便法で富を蓄え常習的に脱税をする悪徳な滞納者から税金を徴収する様子を描いている。ソ・イングクは魅力的な詐欺師ヤン・ジョンドで深い演技を見せた。
「僕が自分の演技を見て満足した作品は『38師機動隊』だと言えます。ファン・ドンファ監督に会ったことが大きいですね。これまで僕が考えて目指していた演技ができず、自ら答えを決めておいた演技をしていました。ファン監督に会い、そういったことがなくなったんです。ファン監督が『君が表現するのが少なくて、演技ができないと言われるかもしれないが、私だけを信じてついてきなさい』とおっしゃったんです。その時から楽に、気持ちが湧き上がるとおりに演じました。演技人生のターニングポイントだと言いたいですね。」
ソ・イングクにとっては、俳優ほどに歌手も重要な部分だといえる。Mnetのオーディション番組「SUPER STAR K」の最初のシーズンの優勝者として歌手デビューしてから俳優の道に入り、ドラマを終えたソ・イングクはすぐに音楽作業をするほどに歌手というアイデンティティを忘れていない。
ソ・イングクにとって「SUPER STAR K」はどんな意味を持つのだろうか。ソ・イングクは「まだ『SUPER STAR K』を見るたびに心臓がドキドキします。あそこにいる方たちの心情をとてもはっきりと分かっているからです。『SUPER STAR K』はチャレンジではなくて切実なのです。特に参加者の方が失敗するんじゃないかと心配で不安になったりします。失敗した時、参加者が泣くと僕も一緒に涙が出ます」と告白した。
今は、大衆にとってソ・イングクは歌手よりは俳優だというイメージが大きくなってしまった。歌手活動から遠のいているということについてソ・イングクは、俳優と歌手のどちらも大事だときっぱりと語った。(すべての記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2016年12月2日)
☆今後も成長していく姿に期待!!!
★これらの記事の続きはこちら→<インタビューその1>俳優ソ・イングク、「ルイは“あの動物”を参考に…」 <インタビューその2>俳優ソ・イングク、「38師機動隊」は演技人生のターニングポイント <インタビューその3>俳優ソ・イングク、今も「SUPER STAR K」を見ると心臓がドキドキする
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