上映館縮小の議論が巻き起こった映画「もう一つの約束」が、全国およそ100か所で公開されることがわかった。制作会社OALが5日、明らかにした。
OALによると同映画は、6日からCGV45か所、メガボックス25か所
ロッテシネマ10か所、個人が運営する劇場20か所で封切られるという。
OAL側は「ロッテシネマは7か所だった劇場から3か所増えて全国10か所で上映されることになったが、一部の劇場は直営館ではない委託館であり、その他の劇場も芸術映画専用であるなど、他のマルチフレックスと比較してもはるかに少ない数値。さらに上映時間の配分も一定していない状況であり、依然として理解できない」とあかした。
「もう一つの約束」は、市民の募金運動と個人投資で純製作費を大きく上回る15億ウォンを集めた。市民募金などで制作費の全額を集めた韓国産業映画は同作品が初めてだ。サムスン半導体事件を描いたドキュメンタリー「貪欲の帝国」も来月6日に公開される予定。
同映画は、2012年ソウル国際女性映画祭の事前制作支援プログラムであるオクラン文化賞受賞作品として選定された作品だ。
しかし、映画が受賞作として選定された後、映画祭を後援したサムスン電子が協賛を中断し、物議をかもした。サムスン電子は2010年から2012年までソウル国際映画祭に毎年5000万ウォンを支援してきた。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2014年2月7日付)
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