２月１４日はバレンタインデー。昨日は韓国のバレンタインデーについての記事 を書きましたが、実は今日、韓国ではもう一つ行事があるんです＾＾
それは「ジョンウォルテボルム」 。陰暦１月１５日にあたる日のことで、農業が主な仕事であった頃は、陰暦の１月１日のお正月から１５日のジョンウォルテボルムまでは農作業がお休みの期間だったそうです＾＾
ジョンウォルテボルムの朝にはやることがあります。まず朝に出会った人に、「ネ トウィ サガラ(私の夏負けを買っていけ)」と言うんです。これはその年の夏バテを今のうちに他の人に売ってしまう（押し付けてしまう？）ために行うそうです＾＾：
さらに、「キバルギスル（耳明酒）」というお酒を飲み、１年中良い知らせだけが耳に入るようにという思いを込めます。ちなみにキバルギスルという名前のお酒があるのではなく、この日の朝にお酒を飲むことを「キバルギスル」と言います。
さらに、「五穀飯(オゴッパッ)」と「ムグンナムル」を食べる習慣もあります。「五穀飯(オゴッパッ)」は、豊作になることを祈願するために、麦、きび、豆などを入れてご飯を炊きます。「ムグンナムル」とは、９種(ゼンマイ、キキョウ、シイタケ、イワタケ、大根、モヤシ、豆モヤシ、かんぴょう、干し菜など)の和え物のこと。そろそろ春になりまた食料が得られるようになる時期になっていくので、農作物が収穫できない冬に保存食として食べていたナムルを食べてしまおうというものなんです。これも、その年の夏バテ防止に効果があるとされています。
他にも、ジョンウォルテボルムには興味深い習慣があります。こちらに紹介されているので、良かったら見てみてください＾＾→（http://ameblo.jp/geojetour/entry-11771954527.html ）
（写真引用：環境TVニュース）
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