バンクーバー冬季オリンピックの金メダリスト、ソチ冬季オリンピックの銀メダリスト。この8年間、浅田真央と共に銀盤の女王の座を競ってきたキム・ヨナの話だが、6日には交際が発覚した。そのお相手は、アイスホッケー韓国代表のエース、キム・ウォンジュン。180センチ超えのガッチリした体格で、タフな種目の選手らしからぬさわやか系のイケメンだ。
ソチオリンピックの熱気冷めやらぬ中、韓国が世界に誇る女子フィギュアスケート選手キム・ヨナの熱愛が報道され、現地のメディアは大騒ぎだ。キム・ヨナの所属事務所は、当日早速、交際事実を認めるという素早さ。
北米とは違い、韓国でアイスホッケーはマイナーなスポーツであるが故に、韓国代表のエースといってもその名はほとんど知られていない。プロリーグが組めるほどのチーム数も存在せず、社会人チームとしては、「アニャン・ハルラ」と「ハイワン」、国軍体育部隊の「大明尚武」、この3つのチームが細々と業界を維持している状況。
そんな中、“ヨナの男”キム・ウォンジュンは、現在兵役中のため、「アニャン・ハルラ」から「大明尚武」に所属を移している。名門の高麗大学を卒業後、「アニャン・ハルラ」に入団し、2008~2009年シーズンからチームの中軸として頭角を表した。そして2009 ~2010年シーズンには韓国チーム初のアジアリーグ2連覇に貢献。2011年冬季アジア大会では銅メダルを獲得した。バラエティ番組「スターの友達を紹介します」に俳優ユ・ゴンの友人として出演したこともある。
昨年の「2013韓国アイスホッケー総合選手権大会」でも優勝の主役となり、今では韓国代表不動のエースに成長している。現在は、韓国初のオリンピック本大会出場のために汗を流しており、2018年母国で開かれる「平昌オリンピック」への出場を目指しているという。アイスホッケーは中学時代から始めたようで、本人は、「出遅れを万回するために人一倍努力してきた」と語っている。「練習の虫」として知られるキム・ヨナも、彼のこのひたむきな真面目さに惚れたのかもしれない。
この他にも2人の間には、「高麗大学」、「韓国代表」、「氷上スポーツ」という3つの共通点があるので、雑談の会話が弾んで交際に発展してもおかしくはない。
一方、韓国における氷上スポーツは、全般的に非人気種目なので、代表選手の合宿施設である「テルン選手村」でも、同じスケートリンクをフィギュアスケート、ショートトラック、アイスホッケーといったそれぞれの競技の選手たちが時間帯を分けて共用している。
しかし、奇しくもこの肩身の狭さから「フィギュア女王のラブストーリー」が生まれた。
キム・ヨナがリンクでの訓練を終える頃には、次の時間帯で練習を始めるキム・ウォンジュンが現れ、2人は度々すれ違いながら、親睦を深めていったそうだ。交際スタート後も、このリンクでの「一瞬」がお互いの笑顔に癒される「憩いの時間」だったという。
苦しいトレーニングや練習を続けながらも、月に2回は外で会うことを決めていた2人だったが、デートの時間は決して長くはなかった。 選手村近くの店での食事からカフェでのコーヒー1杯が基本コース。平均2時間程度のデートで、食事も体力やタンパク質補強を考えてほとんど肉しか食べなかった模様。そしてキム・ヨナは、軍人の身であるキム・ウォンジュンを気遣って、彼の外泊休暇にも休みを合わせていた。昨年のクリスマス・イブにも2人でデート現場が目撃されている。
ただ、韓国では国民的スターであるキム・ヨナは、スキャンダル回避のためにデート時には知人を帯同することが多く、交際が発覚した誕生日の日にも朝10時から午後の6時まで、通常通りの練習を続けていたと伝えられている。こうした、徹底した「自己管理」が2大会連続のメダルを生んだ原動力になったのだろう。
金メダルも、恋のハートも手中に入れ、ソチオリンピックを最後に引退を表明したキム・ヨナ。長年の超絶なプレッシャーからようやく抜けだした今、これからは肩の荷をおろして23歳の青春をしばらくは謳歌してもらいたい。(記事&イメージ引用:(C)WoW!Korea、2014年3月7日付)
☆フィギュアクイーンの熱愛は様々な人の注目の的です!!! 羨ましいですね~!!!!
★この記事の続きはこちら→<コラム>“キム・ヨナの男”キム・ウォンジュンは誰?